交通事故における慰謝料のしくみについて
2021年06月28日
交通事故というと、「慰謝料」という言葉をよく耳にすることがあると思います。
その「慰謝料」の意味をあなたはよく知っていますか?
「なんとなくわかっていても、言葉では説明しづらい」という方が多いのではないでしょうか?
今回のブログでは、「慰謝料」の意味と、誰が決定してどこから払われるのか?
みなさまにご理解いただけるようわかりやすく説明いたしますのでぜひ読んでみてください♪
まずそもそも、「慰謝料」は何を意味しているのでしょうか?
もしあなたが交通事故の被害者になったとしましょう。
あなたが車や自転車に乗っていれば、それらが破損してしまう場合があります。
破損が全くない場合は別ですが、破損した車や自転車などがある場合、物的損害に対する修理費が支払われます。
そしてもう一つ、交通事故は場合によっては強い衝撃が加わりますので、怪我してしまう場合があります。
そういった場合に病院に入院したり、治療を受けた際に発生する治療費が支払われます。
これら2つとは別に、
「入院している間、仕事はどうしよう」
「後遺症が残ってしまったらどうしよう…」
「病院に行くのが大変…」
「仕事の時間を削ってまで病院にかからなければいけない…」
交通事故に遭うと、こういった精神的な不安に見舞われる方が非常に多いです。
こういった精神的な苦痛に対して支払われる賠償金のことを、「慰謝料」と言います。
ではこれら3つはどこから支払われるのでしょうか?
基本的には、自転車を乗る方の大多数が、加入している任意保険会社です。
独自の基準により算出され、その金額が被害者に支払われます。
ここで気をつけていただきたいのは、
当事者間で勝手に慰謝料を請求するのはNGということです!
基本的に、慰謝料を支払うのは加害者ではなく保険会社です!
つまり、加害者に交渉したところで、慰謝料が上がることは基本的にありません。
「慰謝料の金額に満足できず、直接加害者に請求する」というのは相手に恐喝や脅迫としてとらえられることも十分にあり、場合によっては罪に問われるケースもあります。
慰謝料に満足できない場合は、必ず加害者ではなく保険会社に相談するようにしましょう。
慰謝料についてもう少し掘り下げてお話しすると、
慰謝料には、入通院慰謝料、後遺障害慰謝料、死亡慰謝料があります。
それぞれどんなものなのでしょうか?
●通院慰謝料
怪我や入院による精神的な苦痛に対して支払われる慰謝料のこと。
●後遺障害慰謝料
「交通事故による後遺症が残ってしまった」という精神的な苦痛に対して支払われる慰謝料のこと。
●死亡慰謝料
事故の被害者にあたる人物が死亡してしまった場合に、その精神的な苦痛に対して支払われる慰謝料のこと。
詳しい算出の仕方や基準に関しては、保険会社に相談してみてください。
いかがでしたか?
「交通事故における慰謝料の意味」というのをしっかり理解していただけたでしょうか?
交通事故は自分が悪くなくても遭遇してしまうことがよくあります。
ぜひ、今回の内容を頭の片隅にでも入れておいてくださいね♪
春日井市のふくなが接骨院では、交通事故の施術を行っております。
もし、交通事故に遭ってしまい、何をどうすればいいのかわからない場合は、無料相談を設けておりますのでお気軽にご相談ください。