交通事故後、数日後からむち打ちのような症状が出現してきた場合の対処法
2021年06月25日
交通事故の強い衝撃で発生するリスクが非常に高い「むち打ち」ですが、確実に事故直後から症状が出現するとは限らないのが特徴になります!
今回のブログでは、なぜこのような症状の出方をするのか簡単に説明させていただきます。
スポーツや日常生活の怪我は、大体がその場で痛みを訴えるケースが多いかと思います。
例えば
「サッカーをしていて足首を捻った」
「階段を踏み外し、転んで膝をぶつけた」
「高所からジャンプし、踵を強くぶつけた」
「 歩いていたら、足をくじいた」
など、怪我をするシチュエーションはたくさんあるとは思いますが、痛みが全くない状態から数日後に強い痛みが出ることはほとんどありませんよね?
少なからず、痛みを訴えるかと思います!
では、本題の「交通事故によるむち打ち」ですが、なぜ症状が数日あとから出現することがあるのでしょうか?
事故直後は、精神的に不安定な状態になります…
交通事故に遭ったという事実から、
「相手の方は怪我をしてないだろうか?」
「車は修理に出せば治るのか?」
「仕事に支障は出ないかな?」
など、精神的な不安に見舞われることが多いと思われます。
そういったことから、痛みに対してのセンサーが鈍くなるのです。
実は、これが交通事故直後に痛みが出にくくなる原因なのです!
交通事故後、少し落ち着いた数日後に痛みが出現することが多いのも、そういった理由からです。
ここで注意していただきたいのが、交通事故に遭われたすべての方が、こういった症状の出方をするわけではありません。
もちろん、交通事故直後から強い症状が出現する方もおられますので、ご理解ください。
ちなみに、こういった遅発性の痛みは、「初めて交通事故に遭われた方」や「精神的に不安に陥りやすい方」、「交通事故によるストレスの多い方」によく見られる傾向があるように感じられます。
「精神的に不安な要素が強い」と交通事故直後に痛みが出にくいのではないかと考えられます。
交通事故による症状が出現していると、普段通りの生活をしていてもストレスを感じやすい状態になります。
状況によっては難しいかもしれませんが、少し体をリラックスさせ、日常で受けるストレスや身体への負担を少しでも抑えてあげるのが、症状改善への糸口になるかもしれません。
現在、交通事故による怪我の症状でお困りの方がおられましたら、ぜひ意識してみて下さい!
春日井市のふくなが接骨院では、交通事故の施術に力を入れています!
今回のブログで書かせていただいた通り、交通事故に遭うと個人差はありますが、精神的なダメージを受けられる方も多くおられます。
当院では、怪我に対しての施術はもちろん、精神面のケアもしっかり行わさせていただきます。
交通事故に関する不安がありましたら相談からでも結構ですので、当院にご連絡ください。